診療のご案内

 当院は、糖尿病専門に加え高血圧、脂質異常症などいわゆる生活習慣病を中心に診療を行っており、全人的に患者さんを支えることを心がけております。しかし、さすがに一診療所である当院でできることは限られてもおります。したがって、当院で十分に対応できない部分に関しては、他の医療機関をご紹介するようにしております。

 

 さらに、全人的に支えるためには心身両面からの支援が重要と考えております。心の立て直しが必要な方には、

  • 様々な心理療法(院長プロフィール参照)
  • 一部の漢方薬やバッチフラワーレメディ

などで支援させていただいております。

糖尿病の方

<受診について>

受診間隔は?

  • 糖尿病と診断されて間もない方や血糖コントロールが不十分な方

病状が安定するまで2週間に一回程度

  • 血糖コントロールや病状が安定している方

1ヶ月に一回程度

をおすすめしています。尚、負担が少なく通院を続けていただきたいと思いますので、受診の間隔や希望日があれば、遠慮なくお申し出ください。

 

食事は?

通常の受診時は普段の血糖値を測定しますので、いつも通り食事をして来院してください。空腹検査の際は前もってお知らせいたします。

 

注!検査値を記入しますので糖尿病手帳を毎回持参し、受付にご提出ください。

<検査について>

  • 血糖値、体重受診ごと毎回
  • HbA1c月一回
  • 一般的な血液検査3ヶ月~半年に一回(お体の状態によって異なります。)
  • 糖尿病の合併症検査1年に一回

<尿検査>腎臓の状態を調べます。状態により検査の頻度が変わります。

<神経障害>細い糸や音叉を使って足の感覚を調べます。

<眼底検査>眼科を受診していただき網膜症の有無などを眼底の検査をします。この検査は目薬で瞳孔を開いて眼の裏側を隅々まで検査するため、数時間瞳孔の調整ができなくなります。見えにくくなるため車の運転はできませんのでご注意ください。

<動脈硬化>血管年齢を測定する機械を使って動脈の硬さや足の動脈の血流を調べます。

<治療のすすめ方について>

糖尿病は体質に加え、日常生活や習慣、ストレスなどが密接に関わっている病気です。初診後三回目の受診くらいまで、看護師や栄養士から普段の生活やお気持ちを伺ったり、糖尿病や治療、食事療法や運動療法についてパンフレットを用い、説明やご案内をさせていただきます。おひとりおひとりのご希望に沿ったかたちで、無理なく治療を続けていけるように支援したいと考えております。

 

🔸お時間がない時や、その他ご要望があれば遠慮なくお話ください。🔸

軽症のうつ、心的外傷(トラウマ)でお困りの方

 上記の心理療法でうつやトラウマも改善するようです。当院は専門外ですが、これまでの診療経験の中で改善する方も少なくありませんので、お困りの方はどうぞご相談ください。

 

(自殺念慮の強い方、妄想や幻覚幻聴のある方、感情の起伏が非常に大きな方などでは薬物治療が必要なことも少なくありません、心療内科や精神科などの専門医をお勧めします。)

 

心理療法は隣の施設(結yuwau)で自由診療で行っております。あらかじめクリニック受付で予約申し込みをお願いします。